レッスン

Q. 本当に発音がよくなるのですか?

A. はい。絶対とは申し上げられませんが、99%はレッスンを受ける前よりは良くなります。英語の発音が良くない理由は、日本語の発音時には使わない筋肉や呼吸法をうまく調和して使えていないからであり、舌の位置・唇の形・口や喉の開き具合および呼吸方法などのポイントを、講師からの適切なフィードバックに基づいて調整を重ねていけば、コミュニケーションに支障のないレベルまで発音を到達させることは十分に可能です。

 

Q. 日本人で英語の発音を教えられるのですか?

A. はい。発音のポイントや、発音時に必要な部位の微妙な動きの説明および指導は、的確な日本語で行った方が効率的です。日本人の発音癖はネイティブスピーカーにはなかなか想像・理解できないので、この点でも発音指導は音声学の素養を持った日本人講師の方が向いていると言えます。質問をする際も、知りたいポイントを日本語で正確に講師へ伝えられるので、効率的な学習が可能です。

 

Q. マンツーマンレッスンだけですか?

A. はい。発音の場合は会話レッスンとは異なり、生徒さん間で行っていただく効果的な演習はありません。生徒さんが二人いれば一人に割ける時間は半分になってしまい効率が悪いので、当ワークショップではマンツーマンレッスン方式のみでレッスンを行っています。

 

Q. 何回のレッスンが必要ですか?

A. ご本人の今のレベル、およびレッスン開始後の進捗度に大きく左右されますが、今までの経験から申し上げると、少なくとも20~40回(50分/回)程度、基礎からの場合は70~80回は必要になるかと思います。あいまい母音 (schwa)・リズム・イントネーションといったプロソディー関連、単母音・二重母音・子音等の音素といった各学習項目を、一つ一つクリアしながら次の項目に進むためです。

 

Q. もっと短時間で発音をよくすることはできないのですか?

A. かなり難しいと思います。なぜなら発音の矯正とは、私たちが長年、日本語を話す中で身につけてきた「日本語発話でよく使う筋肉運動のパターン」を徐々に学び直すことなので、短時間で行うことは困難だからです。イメージ的には勉強というよりは、むしろスポーツジムでインストラクターの指導のもと、時間をかけて体型を変えていったり、間違った運動のクセを直していくトレーニングと考えるほうが近いと思います。

 

Q. 週何回ですか?

A. 週1回、曜日と時間を固定し、毎週継続して受講していただく固定制です。週2回をご希望の場合は、レッスン枠が空いていれば対応可能です。

 

Q. レッスンの振替はできますか?

A. はい。次週への振替も可能ですし、レッスン枠が空いていれば予定日の前後にずらすことも可能です。

 

Q. 担当の講師は変わりますか?

A. いいえ。代表が責任をもってレッスンにあたります。 

 

Q. 宿題は出ますか?

A. はい。毎回、必ず何らかの課題を出します。発音を向上させるには、ご自分で机に向かい、時間をかけて取り組んで頂く必要があります。その回に習った発音が含まれる短文の暗記・音読や、モデル音源の後に自分の発音を録音し、聞き比べ、その差を縮めてみる作業などに取り組んで頂きます。さらにそれらの課題を録音した音声ファイルを送って頂き、問題点があればそれを次回レッスンで解決するようにします。

 

Q. 課題提出の締め切りはいつですか?

A. 週1回レッスンの場合は、次回レッスンの24時間までにお願いしております。当方では、送って頂いた音声を、問題点の分析のために、再生速度を変えたり、ピッチの分析を行ったりしながら何回も聴き直し、問題点を洗い出し、その解決法を考えて添削を行いますので、その時間が必要なためです。レッスンが週2回の場合は無理のない期限をご相談の上、決めさせていただきます。

 

Q. 全くの初心者でも大丈夫ですか?

A. はい。プライベートレッスンですので、生徒さんそれぞれに合わせたレッスンプランを考え、丁寧にレッスンを行いますので、ご心配には及びません。

 

Q. イギリス発音とアメリカ発音のどちらを学べばいいのですか?

A. お好きな方を選んでいただいて構いません。発音の基礎は殆ど共通しており、両者の間に優劣は全くないからです。ただ、できれば両方はあまり混同しないほうがいいと思います。歴史的な経緯から日本ではアメリカ発音が優勢ですが、世界的に見るとアメリカ発音が主流なのはアメリカ、カナダ、南米諸国、日本、韓国、フィリピンなどです。

 

一方、イギリス発音が主流なのは、ヨーロッパ諸国、オーストラリア、ニュージーランド、インドなどの旧英連邦諸国そしてアフリカ諸国です。日本人が発音しやすいのは、/r/が軽い反り舌音であるイギリス発音だと私は思います。当ワークショップでは全世界で通用する標準的なイギリス発音(Received Pronunciationと呼ばれるいわゆるBBC英語)をお教えしています。

 

Q. 講師の発音を聞けますか?

A. はい。イギリスの代表的な児童文学である C. S. Lewis のナルニア国物語「魔術師のおい」の冒頭を2分程朗読(テキストはこちら)や、ブログのウィリアム・シェイクスピアのソネットの朗読でお聞きになれます。

 

Q. 対面レッスンや出張レッスンは可能ですか?

A. 新型肺炎がまだ流行しているので、対面・出張レッスンともに再開予定は今のところありません。

 

Q. 英会話、文法、英作文などは教えてもらえますか?

A. 申し訳ございませんが、当ワークショップは発音レッスンに特化しており、英会話・文法・英作文などはお教えしておりません。

 

Q. オンラインレッスンの時間帯はいつですか?

A. 朝9:00~夜7:00 です(最終枠は夜 6 :00 開始)。定休日は特にありません。